自動車セキュリティ

2019年6月19日

AutoCrypt, TU-Automotive Awards 2019 受賞

コネクテッドカー・セキュリティソリューション「AutoCrypt(アウトクリプト)」が、Automotive Awardsにおいて「Best Auto Cybersecurity Product/Service(最優秀自動車サイバーセキュリティ製品・ソリューション)」部門を受賞いたしました。 TU-Automotive Awardsは毎年開催される世界最大規模の自動車技術カンファレンス・イベントであるTU-Automotiveで行われる授賞式です。コネクテッドモビリティの未来像を提示するとアワードと評価されるTU-Automotive Awardsは、自動車産業において優秀な技術力を持った革新的な製品・サービスを提供する企業に対して賞を授与します。AutoCryptはコネクテッドカー、電気自動車(EV)など、コネクテッドモビリティ社会に向けたセキュリティ技術力が認められ、「Best Auto Cybersecurity Product/Service」部門を受賞しました。海外でもその技術力を認定されているAutoCryptは、次世代モビリティ社会において最も安全なセキュリティを提供します。 コネクテッドカー・セキュリティソリューション, AutoCrypt ペンタセキュリティは2007年からコネクテッドカー・セキュリティの研究に取り組んできました。自動車のすべてのゲートウェイやアクセスポイントを考慮した上で通信チャンネルを暗号化するセキュリティソリューションを開発し、自動車の走行環境に関わるインフラとの認証プロセスを行うために、ペンタセキュリティの暗号化技術及び認証技術を基盤に開発されたISign+PKIを適用し技術レベルを一段と引き上げました。 そして、2015年8月、韓国初として自動車セキュリティソリューション「AutoCrypt]をリリースしました。車両用認証システム、外部からのハッキング攻撃などをアプリケーションレベルで検知する車両用ファイアウォール、車内外での暗号鍵を生成・管理するための暗号化鍵管理システム(KMS; Key Management System)などのソリューションが含まれています。AutoCryptのセキュリティ技術は国際標準に準拠し、国内外で多様な交通システム構築プロジェクトに活用されています。モビリティを取り巻く交通システムとサービスは、AutoCryptによりさらに安全になります。 モビリティサービスプラットフォームとして日々進化し続ける未来の車、そして未来の車が走る自動車環境に向けて、AutoCryptは新たな価値を創造していきます。  
2018年11月9日

ペンタセキュリティ、日本で自動車ハッキングを防ぐセキュリティソリューション紹介

IoT・クラウド・ブロックチーェンセキュリティ専門企業のペンタセキュリティシステムズ株式会社(日本法人代表取締役社長 陳・貞喜、https://www.pentasecurity.co.jp、以下ペンタセキュリティ、韓国本社、ヒューストン/米国法人)が10月17日、東京でルネサスエレクトロニクス株式会社(以下、ルネサス)が主催した「R-Car Consortium Forum 2018」に参加し、車両向けのファイアウォール「AutoCrypt AFW」など、自社の自動車セキュリティソリューション「AutoCrypt(アウトクリプト)」を紹介した。 <R-Car Consortium Forum 2018で紹介したペンタセキュリティの自動車セキュリティソリューション> 「R-Car Consortium Forum」とは、ルネサスが車載用SoC(System on chip)であるR-Car製品を中心に、パートナー企業とのソリューション構築し、お客様への提案を目的とする協業活動だ。自動運転車の登場により、車載用半導体の需要が高まり、技術要求レベルが高くなることに伴い、ルネサスでは「自動運転車向け統合プラットフォーム」の拡充を図り、多様な環境でインタラクションできる、エコシステムによるソリューション提案を強化している。 「ルネサスR-Car製品搭載の評価ボード」へ搭載された「AutoCrypt AFW」は、自動車通信プロトコルへ最適化したファイアウォールで、車両の外部から流入される悪意のあるパケットや内部で発生する異常パケットを分析し、対応する。 AutoCryptは、AFWだけではなく △ 車両と外部インフラとの安全な通信を保障する「AutoCrypt V2X」、△ 車両用PKI認証システム「AutoCrypt PKI」、△ 車両用鍵管理システム「AutoCrypt KMS」、 △ 電気自動車キュリリティシステム「AutoCrypt […]
2018年10月22日

世界最大電気自動車シンポジウム「EVS31」に参加

IoT・クラウド・ブロックチーェンセキュリティ専門企業のペンタセキュリティシステムズ株式会社(日本法人代表取締役社長 陳・貞喜、https://www.pentasecurity.co.jp、以下ペンタセキュリティ、韓国本社、ヒューストン/米国法人)が9月30日から10月3日まで神戸で開催された世界最大の電気自動車シンポジウム「EVS31」に参加し、自動車セキュリティソリューション「AutoCrypt(アウトクリプト)」を紹介した。 <「EVS 31」ペンタセキュリティのブース写真> 最近、米国・日本・中国など、世界の主要自動車産業国は,未来競争力の強化や環境問題の改善および温室効果ガス削減などを目的に電気車産業の育成政策を積極的に推進し、安全のためのセキュリティ規制を強化している。「EVS31」は、そうした最新電気車技術動向が集結される電気自動車分野の世界最大のシンポジウムである。 ペンタセキュリティの「AutoCrypt」は △電気自動車充電セキュリティシステムの「AutoCrypt V2G」、△外部からの攻撃を検知する車両用ファイアウォール「AutoCrypt AFW」、△車両と外部インフラ間の安全な通信を保障する「AutoCrypt V2X」、△車両向けのPKI認証システム「AutoCrypt PKI」、△車両向けの鍵管理システム「AutoCrypt KMS」などで構成された自動車セキュリティのためのトータルソリューションである。ペンタセキュリティは、「EVS 31」イベントで韓国のC-ITS事業に適用された’AutoCrypt V2X’が搭載されたOBU端末と「AutoCrypt AFW」システムなどを展示し、技術試演を行った。 ペンタセキュリティは、今年9月、デンマークのコペンハーゲンで開催された、リアルタイム交通情報の収集・管理ITS分野の世界最大規模のイベントである「ITS World Congress 2018」に参加し、AutoCryptを紹介した。そして、10月17日には日本政府とともにNEC、日立、三菱など企業約19社が共同設立した半導体大手の「ルネサス(RENESAS)」が主催する「R-Carコンソーシアム」にも参加し、ソリューションを紹介した。 ペンタセキュリティの新事業本部長であるDS KIMは、「今日、自動車は多くのソフトウェアが搭載され、外部の様々なデバイスとつながり、絶え間なくデータがやり取りされる巨大なIoTデバイスになっているにも関わらず、セキュリティは全般的に不備だ」とし、「ペンタセキュリティは、約20年間蓄積されたセキュリティ技術とノウハウを基に、安全なスマートカー、そしてIoT時代のために、自動車産業界との技術交流を通じて、最新動向をソリューションに反映するなど、製品ポートフォリオを強化している」と述べた。
2017年12月1日

ペンタセキュリティ、自動運転車実験都市「K-CITY」にセキュリティソリューションの受注

データ暗号化とWebセキュリティ専門企業のペンタセキュリティシステムズ株式会社(日本法人代表取締役社長陳貞喜、https://www.pentasecurity.co.jp、以下ペンタセキュリティ、ソウル/韓国本社、ヒュースト/米国法人)は、韓国政府所管の協調型高度道路交通システム(Cooperative Intelligent Transport System、以下C-ITS)導入に向けた「K-CITYプロジェクト」で自動車セキュリティソリューション受注し、セキュリティシステムを2017年12月1日に構築開始することを明らかにしました。 <K-CITY鳥瞰図(資料=韓国交通安全公団)>  現在、世界各国では国の生産性や技術の競争力強化などを目的にし、自動運転技術の開発に取り組んでいます。特に、2020年まで半自動運転車の商用化され、2030年からは完全自動運転車が商用化されるという展望により、自動車製造メーカーはもちろん、グローバルIT企業まで自動運転技術を開発するための技術開発協力を強化し、共同開発を始めるなど、市場を先取りするために多様な試みが行われています。 特に各国では自動運転車市場の先取りのため、実際の環境に近い環境での実験を可能にするテストベッド(Test Bed)構築に取り組んでおり、今まで世界規模のテストベットとしては米国の「M-CITY」、日本の「JARI」、中国の「Nice City」などが構築されていました。一方、今回韓国政府で自動運転車の商用化時期を2020年に決め、政府所管の「K-CITYプロジェクト」を通じて、事実上、世界で2番目に大きいテストベッド構築を予定中です。 C-ITS導入に向けた韓国政府所管のK-CITYプロジェクトは、韓国初の自動運転実験都市であり、2018年には完工に向け、総11億円を投入し、32万m2(11万坪)規模の実験都市を構築しています。今回のプロジェクトに含まれたセキュリティシステム項目の場合、今後の自動運転車の商用化において非常な重要要素として作用することになる予定で、システム構築の主体に大きな関心が集まっていました。 ペンタセキュリティは、韓国のIoTセキュリティ技術基盤のコネクティッドカーセキュリティをリードしてきた技術力を認められ、当プロジェクトで車両間の通信、車両とインフラ間の通信、車両と道路の施設物間の通信における認証や暗号化を担当することになりました。これを通じて、大田(テジョン)、世宗(セジョン)、驪州(ヨジュ)の3都市で行われるC-ITS構築事業に次いで、ペンタセキュリティのAutoCrypt(アウトクリプト)は自動運転実験都市内に、セキュリティシステムを構築する予定です。 今回のセキュリティシステム構築に活用されるペンタセキュリティのAutoCrypt(アウトクリプト)は、韓国唯一のコネクティッドカーセキュリティ・ソリューションであり、K-CITYプロジェクトで車両向けファイアウォール「AutoCrypt AFW」車両と外部インフラ向けのセキュリティ通信システム「AutoCrypt V2X」車両向けのPKI認証システム「AutoCrypt PKI」を含め、車両内部セキュリティソリューションも提供する予定です。 ペンタセキュリティCSOのDSKimは、「自動運転車が解決しなければならない重要課題の1つはセキュリティである。自動運転車のネットワーク内外で発生する損傷は、人間の生命と直結されることを忘れてはいけない」とし、「韓国初の自動運転実験都市のセキュリティシステム構築を担当することは、今後の自動車セキュリティ技術の基礎を強化することと同じだと思う。K-CITYプロジェクトを通じて自動運転での先にセキュリティを実現してからネットワークで繋ぐことの重要性をもう一度示す予定だ」と言及しました。
2017年1月17日

ペンタセキュリティ、世界最大規模の自動車技術展示会Automotive World 2017で、コネクティッドカーセキュリティソリューション紹介

データベース暗号化とWebセキュリティ専門企業のペンタセキュリティシステムズ株式会社(日本法人代表取締役社長 陳貞喜、https://www.pentasecurity.co.jp、以下ペンタセキュリティ、ソウル/韓国本社、ヒュースト/米国法人)は、2017年1月18日~20日の3日間、東京ビックサイトで開催される第9回Automotive World 2017(以下、オートモーティブワールド2017)に出展することを明らかにしました。 オートモーティブワールド2017は、今年で9回目開催される世界最大規模の自動車技術展示会で、次世代技術を紹介する展示会です。毎年、展示会の規模が拡大しており、今回が最大の規模に開催され、自動車技術保有企業の約900社が参加し、関連エンジニアなど約35,000名が参観する予定です。今回の展示会では、企業の製品紹介だけではなく、世界中の主要な自動車メーカーが進行するセミナーも同時に行われ、大きな関心を寄せています。 ペンタセキュリティは、今回のオートモーティブワールド2017で、コネクティッドカーEXPOに参加し、コネクティッドカーセキュリティソリューションのAutoCrypt(アウトクリプト)の、自動車通信プロトコルに最適化されたファイアウォールのAutoCrypt AFWと自動車と外部インフラ間の安全な通信システムであるAutoCrypt V2X、自動車用PKI認証システムのAutoCrypt PKIをはじめ、自動車内部のセキュリティソリューションを詳しく紹介する予定です。また、AutoCrypt(アウトクリプト)の開発を担当したペンタセキュリティのIoTセキュリティR&Dセンターのシム・サンギュ博士が、「コネクティッドカーセキュリティの現在と未来」というテーマで、コネクティッドカーのためのセキュリティ技術の現状と、今後の発展の方向を説明します。 ペンタセキュリティのCTOのDSKimは「日本の自動車産業の発達が早かったため、コネクティッドカー関連技術も急速に発展しており、市場の拡大速度も非常に速い傾向を見せている。」とし、「2007年から充実に自動車セキュリティ技術を開発してきたペンタセキュリティは、今回の展示会を通じて、日本の専門的で優秀な自動車技術を持っているパートナー社に会う機会になれる。」と言及しました。
2016年7月25日

ペンタセキュリティ、高度道路交通システム(ITS)モデル事業の主管事業者として選定

データベース暗号化とWebセキュリティ専門企業のペンタセキュリティシステムズ株式会社 (日本法人代表取締役社長 陳貞喜、www.pentasecurity.co.jp、以下ペンタセキュリティ、ソウル/韓国本社、ヒュースト/米国法人)が7月25日、高度道路交通システム(ITS:Intelligent Transport Systems)のモデル事業向け認証システム構築やテスト運用」の主管事業者として選定されたことを明らかにしました。 韓国インターネット振興院(KISA)が主管する「ITSモデル事業のための車両向け認証システム構築やテスト運用」事業は、「ITSモデル事業」で使用される認証システムを構築し、テスト運用をする事業です。この事業は、車両が走行中に他の車両又は道路に設置されたインフラと通信しながら周辺の交通状況と急停車、落下物などの危険情報をリアルタイムで確認・警告し、交通事故を予防するITSシステムをテストします。これを通じて、交通安全サービスを構築し、交通事故を予防するための核心機能を開発して、交通安全の効果および経済性を分析します。 車両が他の車両あるいはインフラとコミュニケーションする際、ITSのサービス信頼性を保障し、プライバシーを保護する対策として、PKI基盤の車両認証インフラが必要となります。韓国ではペンタセキュリティがIoT総合セキュリティ技術研究所で8年間研究∙開発したスマートカーセキュリティ技術力を認められ、主管事業者として選定されました。 具体的には、スマートカーセキュリティソリューションであるアウトクリプト(AutoCrypt)に活用された自動車向けのPKI認証システムを2017年2月までにITSモデル事業に適用するようになります。アウトクリプトのPKIを構成するCA(Certificate Authority;認証機関)、RA(Registration Authority;登録機関)、LA(Linkage Authority;匿名化機関)などのサーバ製品と車両と道路通信機器に搭載される認証書管理ソフトウェアを提供し、ITS事業に最適化される予定です。 ペンタセキュリティが昨年発表したアウトクリプトには、車両向けの認証システムだけでなく、外部から車で流入されるハッキング攻撃をアプリケーションレベルで検知する車両用のファイアウォール、車両内部で暗号化鍵を生成して管理する車両向けの鍵管理システム(KMS:Key Management System)などが含まれています。今回受注したITSモデル事業は、昨年、発売した自動車向けの認証システムをITSモデル事業に適用することになったのですが、当該製品は、IEEE 1609.2および米国のCAMP VSC3(Crash Avoidance Metrics Partnership–Vehicle Safety Communications 3)規格などの国際標準技術に従って開発されました。 ペンタセキュリティの最高技術責任者であるDS Kimは、「今回のITSモデル事業向けの認証システム事業受注は、この8年間積み重ねてきた技術力と専門性を認められた結果だと思う」とし、「発売してから約1年しか経っていないアウトクリプトが公共機関だけでなく、民間の自動車事業者にも多様に使われことができるように技術力を強化していく予定である」と述べました。
2015年9月4日

ペンタセキュリティ、自動車セキュリティの新製品「アウトクリプト」を公開

データベース暗号化とWebセキュリティの専門企業ペンタセキュリティシステムズ株式会社(代表取締役社長 李錫雨、以下ペンタセキュリティ)は、この度、コネクテッドカーにおけるセキュリティソリューション「AutoCrypt(アウトクリプト)」をリリースしました。 自動車は最初は単なる動力機関に過ぎなかったが、もはやITとの融合を通してスマートカー・コネクテッドカーという名の新しい姿へ進化し続けています。スマートカーは、自動車の内部と外部の状況をリアルタイムで検知することで、ユーザに安全と便利を提供する他、運転者とコミュニケーションを取ることまでできる人間にやさしい車です。最近ほとんどの自動車にはGPSをはじめNFC、ブルートゥース、Wi-Fi、LTE4Gなど各種先端機能が搭載されています。今後は、このような技術を基に、スマートカーがIoTの核心になると見込んでいます。しかし、ここにはハッキングの入り口が開いてしまうという副作用も避けられません。スマートカーを含め自動車のセキュリティは、人の命に関わるものです。既存のICTセキュリティより、その重要性は格段に高いと言えます。 今回リリースしたAutoCryptは、多彩な機能を備えています。ペンタセキュリティのIoTセキュリティR&Dセンターの「ピックル(PICL; Penta IoT Convergence Lab)」が約7年にわたって研究・開発した世界初の車両用アプリケーションファイアーウォールは、スマートカーのセキュリティに不可欠とも言える車両の外部から内部に侵入する攻撃トラフィックを、アプリケーションのL7で検知できます。他にも車両内部で使用される様々な暗号キーや証明書、車両外部のセキュリティ通信に使用されるキーのライフサイクルを管理します。 また、車両と外部の安全な通信を保障するセキュリティ通信ソリューションを提供し、自動車用のPKIを構成するCA(Certificate Authority; 認証機関)、RA(Registration Authority; 登録機関)、LA(Linkage Authority; 匿名化機関)および、自動車に使用される暗号化キーと証明書の使用記録を管理・監査できるシステム「SCM(Secure Credential Management)」も採用しています。 ペンタセキュリティのDS Kim(最高技術責任者)は、「今までのセキュリティは企業と国民の資産を守る技術でした。スマートカーのセキュリティは国民の命を守るセキュリティ技術と言えます。ペンタセキュリティは、去年、韓国初で車両通信セキュリティ向け国際標準規格技術を開発しました。そこから自動車のセキュリティ技術のラインナップを揃え、いよいよスマートカーのセキュリティブランド「AutoCrypt」をリリースすることになりました」とし、「今後もペンタセキュリティは、既存のICTセキュリティのみならず、AutoCryptのような革新的セキュリティ技術の開発にも積極的に取り組み、韓国を代表するセキュリティ専門企業になります」と述べました。 
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