2023年12月18日

アウトクリプト、TARAプロジェクトへ適用できる Polarion ALMテンプレートを提供開始

アウトクリプト株式会社は、ALMおよびPLMシステム構築事業を展開するBranvi株式会社(Branvi Inc.)との協力により、TARAプロジェクトへ早期適用できるテンプレート「Cybersecurity TARA Template for Automotive」を共同開発、提供を開始したことをお知らせします。シーメンスが提供するALM(アプリケーションライフサイクル管理)ツールPolarion環境ですぐに使えるテンプレートにより、Automotive-SPICE等のソフト開発プロセス標準やUN-R155及びISO/SAE 21434等の規格への対応として車載に対する脅威分析及びリスク評価をより用意に実現できるようになります。    ■背景 SDV(Software Defined Vehicle)化が加速する中、車両におけるサイバーセキュリティのリスク管理が必須となっています。ISO/SAE 21434が規定するコンセプトフェーズにおいて、TARA(Threat Assessment and Remediation Analysis)手法を使ったリスク評価は不可欠なものであり、製品のライフサイクル全体を通じて持続的に実装されなければなりません。  そこでアウトクリプトは、TARAを用いた脅威分析をより容易に実施できるソリューションとして、獨シーメンスが提供するアプリケーションライフサイクル管理ツール「Polarion ALM」基盤で活用できるTARAテンプレートを提供することとなりました。PolarionのテクノロジーパートナーであるBranvi株式会社との協力により開発されたもので、アプリケーションのライフサイクルを通じたセキュリティリスク対応及び最適化が可能になります。  「Cybersecurity TARA Template for Automotive」は、自動車に対するサイバー脅威を洗い出し、危険度によるリスクの分類と評価を行うなど、車載アプリケーションの研究および開発環境におけるワークフローの最適化を実現します。自動車サイバーセキュリティ標準のISO/SAE 21434に準拠し、WP29 UN-R155とAutomotive […]
2023年12月7日

アウトクリプトと日立ソリューションズが業務連携、自動車サイバーセキュリティ分野での協力体制を強化

アウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、本社:韓国ソウル、代表取締役 金 義錫/以下、アウトクリプト)は、車載組み込みシステム及びV2Xセキュリティ分野において、株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:山本 二雄/以下、日立ソリューションズ)とパートナーシップ契約を締結したことをお知らせします。   ■背景 近年、SDV(Software Defined Vehicle)への移行が加速するにつれ、自動車業界で組み込みソフトウェアの重要性が高まっています。車両ライフサイクルのさまざまな場面で、ソフトウェアに関わる技術が統合されるようになり、お客さまから求められるセキュリティに対するニーズも高度化しています。ソフトウェアの脆弱性を突いた新たなサイバー脅威が増えることから、SDVの開発や生産に関わる自動車OEMやサプライヤー企業には、車載組み込みシステムに特化したセキュリティ対策の実施と脅威に対する常時管理体制を整えることが求められています。 アウトクリプトは、自動車サイバーセキュリティ分野における専門性を有しており、国連が決めているWP29規制への対応に欠かせないさまざまなセキュリティツールの開発および高度化に取り組んでいます。今年の9月には、ソフトウェアの脆弱性を見つけるためのファジングテストツール「AutoCrypt Security Fuzzer」の最新バージョンを提供しました。 日立ソリューションズとは、同社の「V2X Middleware Platform」と当社のV2X用セキュリティ・ライブラリの連携により、V2Xセキュリティ分野での協力関係を深めてきました。V2X通信の信頼性確保から車載組み込みシステム領域までビジネスにおける連携を広げ、日々高度化するセキュリティ脅威の課題を解決するとともに、自動車を取り巻く環境全般に対し共同で対応できることから、今回のパートナーシップの契約に至りました。 このパートナーシップ契約を通じて、両社は日々高度化が求められるお客さまのセキュリティニーズに対し、日本市場に特化したソリューションの提供とサポート体制をより一層強化していきます。   ■アウトクリプト株式会社について     アウトクリプト株式会社は、次世代のモビリティ社会の実現に向けた自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けています。自動運転セキュリティ分野では車載システム向けセキュリティソリューション「AutoCrypt IVS」、 自動車及び交通インフラのためのセキュリティ通信ソリューション「AutoCrypt V2X」を提供し、WP29及びISO/SAE 21434、IEEE 1609.2 […]
2023年4月25日

アウトクリプト、ポップコーンザー・ジャパンと「人とくるまのテクノロジー展2023」に共同出展

自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けるアウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、本社:韓国ソウル、代表取締役 金・義錫、以下アウトクリプト)が株式会社ポップコーンザー・ジャパン( PopcornSAR Co., Ltd.、代表者:チェ・スンヨプ、以下ポップコーンザー)と、2023年5月24日(水)~26日(金)に開催される「人とくるまのテクノロジー展2023 YOKOHAMA」に共同出展します。 SDV開発の加速化により、ソフトウェアとコネクテッド技術の重要度がますます高まっている中で、今回は自動車サイバーセキュリティ分野に強みを持つアウトクリプトと、スタートアップ企業としては世界初でAUTOSAR標準技術を保有しているポップコーンザーが共同出展し、SDVの高度化及び実用化に向けたサイバーセキュリティソリューションとAUTOSAR基盤を活用したSWアーキテクチャを展示します。 ブースでは、アウトクリプトのサイバーセキュリティ技術とポップコーンザーのAdaptive AUTOSAR(R20-11)を適用したADAS/自動運転の開発、テスト、評価シナリオの提供をデジタルツイン上でシミュレーションするコラボデモも行う予定です。   「人とくるまのテクノロジー展2023 YOKOHAMA」展示会概要【リアル展示会】   会期:2023年 5月24日(水)~5月26日(金)会場:パシフィコ横浜開催時間:10:00~18:00(最終日は17:00まで)参加方法:参加無料(事前登録制)ブース番号:240事前登録URL:https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/registinfo/ 【オンライン展示会】  会期:2023年5月17日(水)~6月7日(水)会場:https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/yokohama/   ■アウトクリプト x ポップコーンザー出展内容について   1.UNECE WP29法規対応コンサルティングサービス アウトクリプトでは、自動車サイバーセキュリティ認証に関わるCSMS構築及び車両型式認証の取得を支援する包括的なコンサルティングサービスを紹介します。顧客がWP29 […]
2023年2月28日

アウトクリプト、車載ソフトウェア開発におけるAutomotive SPICE CL2認証獲得

次世代のモビリティ社会の実現に向けた自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けるアウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、https://www.autocrypt.jp、本社:韓国ソウル、代表取締役 金・義錫、以下アウトクリプト)は、この度、車載ソフトウェア開発プロセスのフレームワークを規定した自動車業界標準のプロセスモデル「Automotive SPICE CL2」の認証を獲得いたしました。 Automotive SPICE(Software Process Improvement and Capability dEtermination:A-SPICE)は、車載ソフトウェアにおけるプロセス評価やプロジェクト及び組織レベルでのプロセス改善のためのモデルとして導入が進んでおり、グローバルOEMによるサプライヤー選定プロセスに活用されるなど、事実上の業界標準として認められる権威を確立しています。 中でも、CL2(能力レベル)はソフトウェア開発に必要なプロセスが実施され、成果物管理が適切にされていることを証明するもので、当社は、車載SoC(System on Chip)上にセキュア領域を実装する「AutoCrypt IVS-TEE」についてAutomotive SPICE CL2認証を獲得しました。セキュリティ・アプリケーションを分離するためのソフトウェア環境を実現し業界標準に準拠していることが認められたもので、自動車サイバーセキュリティ分野における先進的なレベルを達成しました。 アウトクリプト 代表取締役 金・義錫は、次のように述べています。 「ADAS(先進運転支援システム)、車載インフォテインメント(IVI)など、車載アプリケーションの高度化によってソフトウェアコンポネントの重要性は益々増加する一方で、グローバルOEMは車載ソフトウェアの品質管理に対する要求をこれまで以上に高めています。当社は、自動車サイバーセキュリティに対する豊富な経験をもとに、一段厳しいとされるAutomotive SPICE CL2認証を獲得することができました。今後は、グローバルOEMとのパートナーシップ強化を図るとともに、セキュアブート(Secure Boot)、アップデートなど、APIセキュリティと連携していくことで、ソフトウェアセキュリティの向上とともに製品ラインナップ強化を進めてまいります。」 […]
2022年12月21日

アウトクリプトが「2022 Red Herring Top 100」に選出されました。

次世代のモビリティ社会の実現に向けた自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けるアウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、https://www.autocrypt.jp、本社:韓国ソウル、代表取締役 金・義錫、以下アウトクリプト)は、この度Red Herring(レッドへリング)から、世界中の最も期待されるイノベイティブな企業100社に与えられる「Top 100 Global」を受賞しました。 今年で25年を迎える「Red Herring Top 100 Global」は、IT業界で最も権威のある賞の一つで、北米、アジア、ヨーロッパで最も革新的な技術を持つベンチャー企業の中でも将来性が期待されるTop100企業を選出する賞です。Google、Youtube、Twitter、Alibabaといったグローバル企業を輩出してきたベンチャー企業の登竜門だと言われています。アウトクリプトは自動車セキュリティを展開する企業としてはアジア初受賞になります。 アウトクリプトは、2007年から自動運転におけるセキュリティ技術の開発に取り組んで、車載セキュリティ及びC-ITS分野で注目されるV2X技術を提供しています。UNECE WP29やISO/SAE 21434など、自動運転の拡大によって更に法規制も厳しくなっている中、今年自動車の開発ライフサイクルにおけるセキュリティ対策として車載ソフトウェア専用ファジングテストツール「AutoCrypt Security Fuzzer」と車載OSS脆弱性診断・自動分析ツールの「AutoCrypt Security Analyzer」をリリースするなど、自動車OEM/Tier1との緊密な連携による高度なセキュリティソリューションを提供しています。 現在としては、このセキュリティ技術を踏まえ、モビリティ分野での拡張を図っています。 車両管制から、今後実用化が予想される交通弱者向けの交通システム、マルチモーダルモビリティサービスに至るまで、様々なモビリティサービスプラットフォームの基盤構築を積極的に展開しています。 【アウトクリプト 代表取締役 金・義錫 受賞コメント】  技術開発が加速するモビリティ分野において、国内外に数多く存在する企業の中から弊社が選ばれて、本当に光栄に思います。モビリティの技術革新はすでに始まっており、さらに速いスピードで我々の生活を変えていくと確信しております。当社は自動車そのものを超え、モビリティを取り巻くインフラの安全性、ひいてはモビリティサービスプラットフォームとの融合を通じて、一歩先を見据えた技術革新に挑んできました。今後も強力な安全性とコネクティビティを実現し、持続可能なモビリティ生態系の構築に貢献していきたいと思います。 […]
2022年12月15日

アウトクリプトのV2X-PKIルート認証局サービス、WebTrust認定を獲得

次世代のモビリティ社会の実現に向けた自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けるアウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、https://www.autocrypt.jp、本社:韓国ソウル、代表取締役社長 金・義錫、以下アウトクリプト)の「AutoCrypt V2X-PKI CA」サービスがWebTrustプログラムの基準に適合し、V2X-PKIにおけるルート認証局(Root CA、Certification Authority)として認定されました。V2X通信に関わるルート認証局としてはアジア初、世界3番目の認定となります。 「WebTrust」とは、AICPA(米国公認会計士協会)とCICA(カナダ勅許会計士協会)が定めた、証明書を発行する認証局の信頼性を保証する監査プログラムで、WebTrust認定を獲得するためには、認証局の業務手続き、鍵及び証明書のライフサイクル管理、認証局環境の統制まで、幅広くかつ厳格な要件を満たさなければなりません。 アウトクリプトは、V2X通信における証明書の発行から破棄までのライフサイクル全般のセキュリティレベルに対してWebTrustの厳正な監査基準に基づく審査を受け合格することにより、信頼できる第三者認証機関としてV2X-PKI認証局の信頼性の階層構造を実現しました。「AutoCrypt V2X-PKI CA」サービスは、下位の認証局にV2X通信に関わる証明書を発行及び管理することで信頼性を保証するルート認証局の役割を果たし、北米、ヨーロッパ、韓国及び中国のSCMS標準をサポートしています。 アウトクリプトの代表取締役社長の金・義錫は「今回V2X-PKIにおけるWebTrust認定を取得したことは、国際的に通用するV2Xエコシステムの信頼性と安定性を確保できたということから我々にとってとても大きな意味があります。当社は信頼できる認証機関として、サービス利用者にV2X通信プロセスの簡素化と効率化を提供し、より多様なユースケースにおけるV2X実装を実現していきたいと思っております」と述べました。 一方、「V2X-PKI CA」サービスの他にも、V2X搭載ユニット(OBU)、路側機(RSU)用セキュリティモジュール、SCMS(SecurityCredential Management System、セキュリティ証明書管理システム)など、V2Xのエコシステムにおける幅広いセキュリティソリューションを提供しています。 ■AutoCrypt V2Xについて AutoCrypt V2Xは、ITS(高度道路交通システム)におけるセキュアなV2X通信を支える高度かつ包括的なソリューションを提供します。CAMP(Crash Avoidance Metrics Partnership)、IEEEなどの主要国際標準に準拠した先端セキュリティ技術を用いてV2X環境におけるセキュアな通信を可能にする認証及び暗号化システムを提供し、「ユーザ認証」と「データ暗号化」によるプライバシー保護を実現します。 https://www.autocrypt.jp/v2x/
2022年10月24日

AutoCrypt IVS、「CyberSecurity Breakthrough Awards」にて「今年の自動車サイバーセキュリティ賞」を受賞

次世代のモビリティ社会の実現に向けた自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けるアウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、https://www.autocrypt.jp、本社:韓国ソウル、代表取締役 金・義錫、以下アウトクリプト)は、自社車載システムセキュリティソリューション「AutoCrypt IVS」が、「CyberSecurity Breakthrough Awards 2022」にて、今年の自動車サイバーセキュリティ賞を受賞したことをお知らせいたします。 今年第6回を迎える「CyberSecurity Breakthrough Awards」は、サイバーセキュリティ業界をリードする企業をはじめ、製品、技術革新、人々を表彰するアワーズで、情報セキュリティ業界で最も包括的なプログラムとして機能するために設立されました。「AutoCrypt IVS」としては初の受賞となり、自動車ライフサイクル全領域をカバーする唯一のソリューションであることが高く評価されました。 【CyberSecurity Breakthrough Awards マネージング・ディレクター ジェームズ·ジョンソン 評価コメント】 自動車に搭載されるソフトウェアは高度化かつ複雑化し、開発工数は増加の一歩を辿っています。今後自動車メーカーには、ソフトウェア間の連携や相互作用を考慮した設計と統合的な制御が求められることになるでしょう。AutoCrypt IVSは、脅威分析とリスクアセスメント(TARA)をはじめ、セキュリティテスティング、脅威緩和まで、それぞれのセキュリティ対策を一元化しプロセスの簡素化と一貫した運営を支援する、唯一の車載システム向けセキュリティソリューションということから高く評価されました。 受賞企業一覧 ▶ https://cybersecuritybreakthrough.com/2022-winners/ 【アウトクリプト 代表取締役 金・義錫 […]
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