AutoCrypt PnC
EV用プラグ&チャージセキュリティ
プラグ&チャージ(PnC)はV2G(ISO 15118)に関する国際規格であり、安全な電気自動車(EV)の充電に関する通信プロトコルです。充電ケーブルを車両に差し込むだけで車両の情報が確認され、充電から支払いまで自動的に行われます。この充電プロセスに必要なのは安全な通信環境の確立です。
AutoCrypt PnCは電気自動車(EV)と充電インフラ(EVSE)の通信に関するセキュリティを提供します。OEMや充電機器の製造社だけでなく、EV充電ステーション運営者(CPO)、モビリティ事業者のためのセキュリティ通信モジュールとPKI基盤の証明書管理システムを提供します。
特徴
国際基準をサポート
安定かつスマートな充電技術
セキュアな接続の確立
AutoCrypt PnCの仕組み
暗号化およびPKI技術でV2G通信インタフェース(ISO 15118)を構築します。EV充電の際、ユーザ認証と決済が自動で行われるスマートな充電技術を活用し、EV‐充電器‐バックエンド間のセキュアな通信を確立します。EV充電におけるアジア・ヨーロッパ間相互認証システムを世界初実現し、V2G参加者が相互信頼できるPnC環境をサポートします。
ユースケース
ヒョンデモーターグループのE-pit
2021年4月に開始されたE-pitは韓国のヒョンデ自動車グループが韓国国内で展開している超急速充電ネットワークのことです。プラグ&チャージ(PnC)機能をE-CSP(E-pit Charging Service Platform)に統合するため、ISO 15118に準拠したPKIベースのセキュリティ認証システム(AutoCrypt PnC)を導入し、車両と充電器、充電インフラの間の安全な通信インタフェースを構築しました。