AutoCrypt PnC

EV用プラグ&チャージセキュリティ

プラグ&チャージ(PnC)はV2G(ISO 15118)に関する国際規格であり、安全な電気自動車(EV)の充電に関する通信プロトコルです。充電ケーブルを車両に差し込むだけで車両の情報が確認され、充電から支払いまで自動的に行われます。この充電プロセスに必要なのは安全な通信環境の確立です。

AutoCrypt PnCは電気自動車(EV)と充電インフラ(EVSE)の通信に関するセキュリティを提供します。OEMや充電機器の製造社だけでなく、EV充電ステーション運営者(CPO)、モビリティ事業者のためのセキュリティ通信モジュールとPKI基盤の証明書管理システムを提供します。

特徴

国際基準を遵守

国際基準をサポート

  • ISO 15118
  • VDE 2802-100-1
PnC充電技術

安定かつスマートな充電技術

  • PKI技術を用いて強力な認証と承認、決済機能を提供
実例に基づいた攻撃シナリオ

セキュアな接続の確立

  • OCPP(Open Charge Point Protocol)支援による充電器とインフラの安全な通信を保証

AutoCrypt PnCの仕組み

暗号化およびPKI技術でV2G通信インタフェース(ISO 15118)を構築します。EV充電の際、ユーザ認証と決済が自動で行われるスマートな充電技術を活用し、EV‐充電器‐バックエンド間のセキュアな通信を確立します。EV充電におけるアジア・ヨーロッパ間相互認証システムを世界初実現し、V2G参加者が相互信頼できるPnC環境をサポートします。

PnC仕組み

ユースケース

AutoCrypt PnC ユースケース

ヒョンデモーターグループのE-pit

2021年4月に開始されたE-pitは韓国のヒョンデ自動車グループが韓国国内で展開している超急速充電ネットワークのことです。プラグ&チャージ(PnC)機能をE-CSP(E-pit Charging Service Platform)に統合するため、ISO 15118に準拠したPKIベースのセキュリティ認証システム(AutoCrypt PnC)を導入し、車両と充電器、充電インフラの間の安全な通信インタフェースを構築しました。

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